内視鏡検査で病変が見つかった場合について

内視鏡（上部・下部）を受診される方

生検（生体検査）とは、病変を疑う一部（２～３㎜）の組織を採取し、病理専門医が顕微鏡で詳しく調べ確定診断を行い、治療すべきかどうかの判断をすることです。
内視鏡検査では医師の判断により必要に応じて生検を実施いたします。
生検の結果は約２週間後にでますので、改めてご来院いただき、医師より検査結果説明をいたします。
内視鏡検査にて治療が必要と判断された場合は、医師よりご説明いたします。

ポリープについて

ポリープとは病気の名前ではなく形態的な名称で、粘膜から盛り上がったものをポリープと呼びます。ポリープには良性で悪性化の恐れのないものから、悪性腫瘍そのものまで幅広く含まれています。
『胃のポリープ』についてはほとんど生検の対象にはなりません。過形成性ポリープや胃底腺ポリープは内視鏡の画像で良性と診断が可能なためです。ただし、胃ポリープの大きさや形状により生検を実施する場合があります。
『大腸のポリープ』については大きさや状態により経過観察となる場合や、大きくなると悪性化する可能性を考慮し切除をお勧めする場合があります。
※ポリープ切除は術後、稀に出血が起りますので入院および救急処置設備が無い当健診施設では、ポリープ切除は行いません。

治療が必要と判断された方

当施設は健康診断専門クリニックですので、ポリープ切除含む治療等が必要と医師が判断した場合は紹介状を作成し治療を行える医療機関をご案内いたします。
（ご希望の医療機関がございましたら担当医へお申出ください。）

費用について

生検・結果説明および紹介状作成の費用は、健康診断費用とは別に診療費用が発生いたします。
保険診療に該当いたしますので別途窓口負担金をご請求いたします。

上記について予めご了承くださいますようお願いいたします。

ココットさくら館・院 長