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検査項目についてのご説明

骨密度測定について

骨密度測定とは

骨の中にあるカルシウム・マグネシウムなどのミネラル成分が、どのくらいの量あるのかを計測するものです。
このミネラル成分が不足してくると、骨がもろくなり、骨折しやすくなります。高齢者では治りが遅いため、骨折がもとで寝たきりになってしまう人も少なくありません。
中高年以上の女性に多くみられる骨粗鬆症の早期発見、治療効果の判定などにも、非常に重要です。

当施設では、超音波測定法と呼ばれる方法で測定します。簡便に骨の状態をチェックするスクリーニング用装置です。
海綿骨量が多いとされている踵骨に超音波を透過させ、その透過速度と減衰から骨の状態を推測します。
スキャン時間は約10秒で、従来機に比べ被験者の負担も大きく軽減されました。

測定結果について

判定については、骨密度から若年比と同年比を求め、この二つの組み合わせにより決まります。
当施設の判定は、異常なし・要経過観察・要精密検査に分かれます。

  • A判定:異常なし
    今回の検査範囲では異常ありません。今後とも健康を維持しましょう。
  • C判定:経過観察
    今までの生活では骨粗鬆症になる恐れがあります。日常生活に注意し1年後に再度検査を受けましょう。
  • D2判定:要再検・精検
    骨粗鬆症の疑いがあります。整形外科で検査をし、確認してください。

骨粗鬆症の原因は

現在、日本における骨粗鬆症患者数の8割以上が女性であり、その主な理由として次があげられます。

  1. もともと骨量が少ない
  2. 運動量が少ない
  3. カルシウム摂取量が少ない
  4. 閉経後に女性ホルモンの分泌が激減する

また、最近では若い女性にも骨量の減少がみとめられることが知られています。原因として、ダイエットなどによるカルシウムの摂取不足、不規則な生活などによる長期間の卵巣機能不全、運動不足による骨形成刺激の不足など、骨量減少を引き起こしやすい環境にあります。
女性の場合は妊娠、授乳などでもカルシウムを多く消費するため、日ごろからの注意が大切です

食生活

栄養不足、塩分過多、多量のコーヒー、など・・

生活習慣

運動不足、極端な日光浴不足、多量の飲酒、喫煙、やせすぎ、など

骨粗鬆症を防ぐには

カルシウム、ビタミンD、たんぱく質の摂取

食生活の改善

  • 日に3食をバランスよく取りましょう
  • 塩分を控える食事を心がけましょう

適度な日光浴

ビタミンDは食事以外でも、日光にあたることにより体の中でつくられます。

適度な運動

運動をすることにより、骨を作る細胞が活発になりカルシウムが骨になりやすくなります。
また、運動不足は骨からカルシウムが溶け出し弱い骨になってしまいます。

骨粗鬆症は誰もがかかりうる可能性があります。日常生活を見直して、予防する事が重要です。
また、骨密度測定により骨粗鬆症の早期発見が可能です。定期的に検査することをおすすめします。

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